2018年11月11日

世界の旅人たちをおうちごはんに招く②_ベジタリアン・ヴィーガン編

来日ベジタリアンは予想以上の数がいる

少し前に、「世界の旅人たちをおうちごはんに招く①」を書いたが、今回はコンセプトが少し違う。
海外から日本旅行を楽しむお客さんが、こんなことを困っていたのか、と驚く方が多いかもしれない。しかし、海外からの観光客誘致に力を注いでいる日本としては、無視できない問題になりつつあるのが、ベジタリアン・ヴィーガンフードである。

日本に旅行に来る外国人のうち平均4.7%がベジタリアンであるという調査がある。(2017年フレンバシー調査によると約134万人)同調査によると、インドの29%を筆頭に、イギリス14%、台湾13%、オーストラリア11.2%と、想像以上の割合で、ベジタリアンやヴィーガンの人がいる。

日本人の場合は、それほど厳密なベジタリアンでなかったりするが、海外の旅行者の場合は、宗教的、人道的、な理由で肉をはじめ、卵やバターなども含めて口にしない人が多い。 和食はベジタリアンには最適かも、、と思うが、実は思わぬ落とし穴がある。鰹節や煮干しをつかった出汁である。お豆腐の上にちょっと置かれている鰹節も気づかずに口に入れてしまうかもしれない。

ベジタリアンやヴィーガン料理を提供するレストランは増えているようだが、それも都会の話。地方都市の場合は、まだまだベジタリアン料理を提供するレストランは皆無の場所が多い。

ベジタリアン向けの日本料理を家庭で一緒に作って一緒に食べる楽しみ

需要があるのに、供給が追い付いていない現状を解決すべく、家庭でベジタリアン料理を提供しようというサービスがある。airkichen plus である。 提供希望者は、提供サービスや価格設定をして登録をし、予約を待つしくみである。 旅行者はベジタリアン料理を食べられるだけではなく、日本料理を習え、普通の家庭で食事の体験ができるというのも、大きな魅力だ。 

短い時間だが、とても濃い時間を共にすることになる。一緒に日本料理をつくって、同じ食卓で食事を楽しむうちにすっかりと親しくなってしまうものである。 日本に居ながらにして、海外交流を楽しむことができる機会になるだろう。

我々シニア、長年台所に立ってきた経験を活かし、巣立っていった家族のかわりに、海外からお客様を迎えて日本の家庭料理をふるまうのも、刺激のある一コマになるだろう。